So-net無料ブログ作成
検索選択

司馬遼太郎著 「竜馬がゆく」

 ようやく、全8冊読み終えた。やはり、司馬遼太郎の代表作と言われるだけあって、書き手の気持ちが伝わってくる。坂本竜馬とその周辺の人物像、時代の空気感、いったいなにが日本に起きていたのか、ひしひしと伝わってくる。間違いなく、昭和の傑作と称せられるにふさわしい。
 ただ、ひねくれ者の私としては、なんでそこまで坂本竜馬の人間性に多くの、どちらかと言えば「保守的」ともいえる人々が、魅了され時代の変革の一端を担うことになってしまうのか?いくらなんでも、出来すぎかなーという気がしてならない。単なる「一志士」である。奇跡的と言えば奇跡的な出来事であり、奇跡的な時代なんだろうけど、…。まあ竜馬へのやっかみかな。
 竜馬が「大政奉還」をなしおえ、次の政治体制を西郷隆盛に問われて、…俺は日本を生まれ変わらせたかっただけで、生まれ変わった日本で栄達するつもりはない。…仕事というものは、全部やってはいけない。八分まででいい。八分までが困難の道である。あとの二分はたれでもできる。その二分は人にやらせて完成の功を譲ってしまう。それでなければ大事業というものはできない。
 まあ、立派なことよ!どうしても、ジェラシーが先に立ってしまう。まあ、作品はすばらしいので、90点。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この記事のトラックバックURL:

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。