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雫井脩介著 「栄光一途」

 雫井脩介の処女作。処女作なのに、主人公が女性というのは意外性がある。なんらかの著者の意図はあると思うのだが、まあ、望月篠子の描き方は、まあ通り一遍の平凡。あまり、キャラを立たせすぎるとストーリーに入り込みにくくなるので仕方のないことだとは思う。
 ストーリーの流れは、語り上手なので巧く読ませてくれるが、最後のどんでん返しでの角田志織の変貌ぶりはどうかと思う。確かに、途中でクレペリンテストの結果がどうのこうのとあるので一応の複線は張ってあるのだが、最後で何かありそうだなって感じはあるんだけど、唐突感は否めない。相棒の「深紅」もやや漫画チックなのが気になるし。ルパン三世の石川五右衛門みたい。
 でも、柔道とドーピングというちょっと難しいテーマに取り組んだチャレンジ精神は評価したい。75点。
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